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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。

フォント
コンピュータで表示したり紙面に印刷する書体データを「フォント」と呼んでいます。普段接している文字も、よく見ると形や大きさが様々です。「フォント」を大別すると「明朝体」か「ゴシック体」ということになるます。

漫画雑誌に使われている「フォント」は独特で、漢字がゴシック体でひらがなが明朝体で作られています。つまり、明朝とゴシックが混同しているのです。どうやら、雑誌を見た時の「フォント」の太さが問題のようです。

ゴシックは肉太な文字なので、漫画のふきだし文字をすべてゴシック体にするとひらがな文字が目立ちすぎるというのです。それならということで、ふきだし文字をすべて明朝体にすると、今度はひらがな文字が細くやせ細ったように見えてしまいます。そこで、漢字とひらがなを見やすくするために「漢字はゴシック体」「ひらがなは明朝体」で作ることにしたようです。

また、雑誌に使われる紙質が悪く、漢字を明朝体で印刷すると細い横線が切れて読みにくいという難点もあったようです。それを克服するためにも漢字はゴシック体が選ばれたのでしょう。そうした慣習がいつの間にか漫画業界の常識になっています。

参考ページ→
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