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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画制作の用語「か行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。
ぜひお役立て下さい。
 書き文字
項目
1.書き文字とは
2.書き文字の形
3.絵の一部として扱う
●書き文字とは
写植DTPではなく漫画家の手描き文字のことを「書き文字」と呼んでいます。主に擬音や擬態語、擬声語などを描きます。基本的に、絵で表せない音を書き文字にします。

たとえば「ドドドド」「ドキューン」「わいわい」などです。漫画雑誌を開けばこうした書き文字がたくさん使われています。

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●書き文字の形
書き文字は形も様々です。コマの場面に適した形を、それぞれの漫画家が独自に工夫して、書き文字を作っています。漫画家によって書き文字にも個性があるので、書き文字を見ただけで、どの漫画家が描いているのかがわかります。文字の形や大きさは様々で、伝えたい音を表現するように描きます。

たとえば、大きな音であれば大きく、小さな音であれば小さい書き文字として描きます。また、重そうな音であれば黒く描き、カミナリが光った時のような「ピカッ」という文字は、シャープな感じに描きます。ふきだしやナレーションには印刷用のフォントを使いますが、「ギ音」は手書きなのでどのような書体でも構いません。

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●絵の一部として扱う
書き文字は絵の一部として扱われます。描き手が自由に描きますから、独自の表現を模索してみてください。また、ギ音を一切描き込まない漫画も個性的です。

他の漫画にギ音がたくさん描かれているのに、一作品にだけ描かないのです。そのためには、音を感じさせる表現が必要ですから、それだけの描写テクニックが要求されます。

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参考ページ→
漫画制作講座
キャラクター
フォント
ふきだし
写植
DTP
構図

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