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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画制作で使われる用語の説明

漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。

代原
漫画の締め切りは非常にタイトで、特に週刊誌や月刊誌に連載していると漫画家は締め切りに追われるように仕事をしています。
連載を数本抱えている作家さんは、いくらアシスタントを多く抱えていても次から次へと締め切りがやってくるから大変なのです。体の休まることがありません。
しかし、締め切りがあればたとえアイデアが出なくても原稿を仕上げなければならないし、風邪をひいても同様です。

そこで、出版社さんは締め切りに余裕を持たせて、2〜3本先行した形で漫画制作をスタートさせてくれます。それでもすぐに追いつかれてしまい、1日2日の余裕もない、締め切りに追われる生活が続くのです。そうはいっても漫画家も人間です。都合によっては締め切りに間に合わないケースもあります。そうなると大変です。

雑誌に「白ページ」が出てしまうと出版できなくなり、出版社としては大変な損失を被ることになります。
出版社では、そうした万が一の事態を想定して、掲載漫画と同じページ数の漫画を数本用意してあるものです。こうした代替漫画を「代理原稿」と呼んでいます。略して「代原(だいげん)」といいます。

ときどき連載中の漫画が「代原」になって、コメントに「作者急病のため、今回は休ませていただきます」と掲載されることがありますよね。あれがそうです。作者が急病でなくても「急病」と書かれています。
参考ページ→
 漫画制作講座
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 マスキングテープ
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