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ツッツキの打ち方
 飛んでくるボールに合わせて、まずラケットを打球面の
 後ろに持っていく。
 そしてラケット面を上向きにしたまま、短いスイングで
 前方に押し出すようにする。
 この際に、大きなバックスイングは必要ない。
 面を上向きにしたまま押し出す際に、ボールの底を少し
 切るように打球し山なりの軌道で返す。

 打球点はバウンドの頂点付近か少し落ちるところ。
 体とラケットが離れないように注意しよう。
 なるべく体の近くで打球し、打球後にスイングは止める
 ようにする。
 できるだけ小さなスイングである。

●ツッツキの練習
 最初は、まず相手のコートに確実に入れるように練習
 する。
 次に低く入れることを心掛けて練習するようにしよう。
 さらに左右に正確に入れたり、また長く入れたり短く
 入れたりと、コントロールの精度を高めていく。
 最終的には、強く切ったり無回転を送ったりと、
 ツッツキに変化をつけられるようになろう。

「ツッツキ」は、英語圏では「push」で「押す」という
 意味だ。
 実際のツッツキ技術と「押す」という感覚は若干
 異なるが、ラケットを横に動かすのではなく前に出すと
 いう意味では「押す」感覚かもしれない。

「ツッツキ」は卓球独特の用語で他の競技にはない。
 ボールをちょこんとつっつく動作から、「ツッツキ」と
 呼ばれるようになったらしい。
 たとえば、「ツッツキを送る」とか「相手のフォア側に
 ツッツク」という使い方をする。

 基本的に、ツッツキは台上処理の技術だ。
 台上で相手の下回転のボールに対して、自分も下回転で
 返球する。
 しかし台から離れて下回転で打球する技術は「カット」
 という。
 あるいは「チョップ」と呼ばれる。
 そして、カット技術を中心に戦う選手を「カットマン」
 というが、外国では「チョッパー」と呼んでいる。
卓球・フォアのツッツキ01
バックハンドのツッツキ
 フォアとバックの基本的な打ち方(フォアハンドとバック
 ハンド)を覚えたら、次に覚えるのがツッツキだ。
 ツッツキは、相手が打ったボールに下回転がかかっている
 場合に、同じように下回転で返す打ち方である。

 ツッツキは、初心者も上級者であっても試合中には必ずと
 いってよいほど使う技術だ。 
 しかも、試合の得点や失点に直接結びつく技術でもある。
フォアハンドのツッツキ
 基本的にフォア前に来た短い下回転のボールに対して多用
 する。
 たとえば、フォア前に来た短いサービスをレシーブする
 ときに、フォアハンドのツッツキで、ボールに下回転を
 かけて返球する。
 この際に、ボールに体を寄せて打球する。
 これはバックハンドのツッツキと同じで、なるべく体の
 近くで打球するようにする。

 右利きの選手なら、右足を踏み込んで打球する。
 踏み込む足の位置は打球点の下付近。
 このように、打球点の下に足を踏み込んでいくことで、
 ボールに体を寄せていくことができる。

 とくにフォアハンドのツッツキはしっかりと足を踏み込み、
 手だけで打つのではなく体をしっかりと寄せて打つことが
 大事である。
フォアハンドと
バックハンドのツッツキ
 ツッツキを多く使う場面はレシーブの時だ。
 相手が小さい下回転サービスを出してきたらツッツキで
 レシーブする。
 ただし、台上での払いができる場合はフリックでも良い。
 とくに、試合中はこのツッツキが次の展開に直結するため、
 できるだけコンパクトに、かつ素早く打球する。

 相手ボールの回転量を瞬時に判断する。
 そして、回転量が多いと思ったらラケット面をやや上向きに
 する。
 回転量が少ないと思ったらラケットをやや立て気味にして
 打球する。
 つまり、相手ボールの回転量に応じて、自分のラケット面の
 角度を調節して打球するのである。
ツッツキの重要なポイント
 ツッツキの際には、必ず体をボールに寄せて打球する。
 つまり、体の近くで打球するわけだ。
 腰が逃げた状態で、手だけでツッツキをするのは
 いけない。
 これではツッツキが切れないしコントロールも良く
 ない。
カットマンのツッツキ
 カットマンにとってツッツキは必要不可欠な技術である。

 カットマンは攻撃選手より台から離れて戦うので、台上の
 短いボールに対しては、大きく足を踏み込んでツッツキを
 する。
 その際には、フォアでもバックでも必ず利き足を踏み込む
 ようにする。
 つまり右利きであれば右足を、左利きであれば左足を
 大きく前に踏み込んでツッツキをするのだ。
 踏み込むことで、打球タイミングがとりやすくなる。
 また、踏み込み足を蹴り足にすることで後ろへの戻りが
 楽になる。

 ちなみに、踏み込む足の位置は自分が打球する場所と同じ。
 これは、攻撃選手のツッツキと同じである。
 つまり打球するポイントに、しっかりと足を運んでツッツキ
 をするということだ。

 ツッツキの打ち方も攻撃選手と同じで、ラケットをショート
 スイングで前に出すように打球する。
 ラケットの戻しはできるだけ素早く行うこと。
カットマンのツッツキのポイント
 攻撃選手の場合と異なり、フォアとバックのツッツキは
 すべて利き足を踏み込んで行うようにする。
 たとえば、右利きであれば右足を踏み込んでツッツキをし、
 打球後はその右足を蹴り足にして基本姿勢に戻る。

 これを一球一球繰り返すことが基本である。
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