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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。
 書き文字
写植やDTPではなく漫画家の手描き文字のことで、主に擬音や擬態語、擬声語などを描きます。基本的に、絵で表せない音を書き文字にします。
たとえば「ドドドド」「ドキューン」「わいわい」など、漫画雑誌を開けばこうした書き文字がたくさん使われています。

書き文字は形も様々で、コマの場面に適して形をそれぞれの漫画家が工夫をし、独自のかき文字を作っています。ですからかき文字を見ただけで、その漫画をどの漫画家が描いているのかがわかります。

文字の形や大きさは様々で、伝えたい音を表現するように描きます。
たとえば、大きな音であれば大きく、小さな音であれば小さい書き文字として描きます。
重そうな音であれば黒く描き、カミナリが光った時のような「ピカッ」という文字は、シャープな感じに描きます。
ふきだしやナレーションには印刷用のフォントを使いますが、「ギ音」は手書きなのでどのような書体でも良いのです。絵の一部として扱われます。

書き文字は描き手が自由に描きますから、独自の表現を模索してみてください。
読者が漫画の中の書き文字を見ただけでどの作家さんが描いた漫画であるかが分かるほど、個性的でも良いと思います。

また、ギ音を一切描き込まない漫画も個性的です。
他の漫画にギ音がたくさん描かれているのに、一作品にだけ描かないのです。そのためには、音を感じさせる表現が必要ですから、それだけの描写テクニックが要求されます。
参考ページ→
漫画制作講座
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