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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。

考証
設定や小道具などが間違っていないかどうかを確認する作業が「考証」です。
「時代考証」などと言う言葉を聞いたことがあると思いますが、描く時代にそぐわない表現や物が登場しないようにチェックすることです。
これは非常に大事なことで、考証が曖昧で間違っていたらその漫画は内容的に非常に陳腐なものとなってしまいます。間違った土台の上に家を建てるようなものす。当然、作品の価値はなく、読者に対して偽の情報を提供したことになります。

客観的な裏付けのない情報は描いてはいけません。
もしもどうしても描きたいのであれば、事前に架空のフィクションであることを明記しておくと良いでしょう。ファンタジー物などはすべて架空の物語だから、独自の世界観で描くことができて都合が良いのかもしれません。ただし、それなりに読者を納得させるだけの世界観と人間模様を描けないといけないわけで、ファンタジーも描くのは大変な作業であると言えます。

真面目な野球漫画なのに、よく見るとホームベースが四角く描かれていた、などということもあります。昔の漫画にはよくありましたね。右打席で打つバッターなのにバットの持ち方が左利きだった、ということも時々見かけます。

こうした間違いを防ぐためにも「考証」は大事なのです。

参考ページ→
 シナリオ
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