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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画制作の用語「か行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。

打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。

そうした用語を詳しく解説いたします。

ぜひお役立て下さい。
起承転結
ストーリーには「起承転結」があります。

「起」は物事の始まりで何かが起きて話が展開することです。

「承」は「起」を受けて話が続くことです。

つまり、「起」で何かが起きてさあ次はどうなる、ということです。

この「承」は話を引っ張っていく役目だから、ここで読者に先を読まれるか飽きられると、もう読者はこの先を読んではくれません。

案外、この「承」を安易に考えがちですが、それは間違いです。

非情に大事な役目を担っているのです。

たとえば、この後に、「転」「結」と続くわけですが、この「転」と「結」は描いていても楽しい場面だから誰もが力を入れて描くところです。

ところが、その「転」「結」に行く前に読者が読むのを止めたら、せっかく力を入れて描いた部分が無駄になってしまうのです。

つまり、「承」は安易に描いてはいけないということです。

「承」の次が「転」です。

「転」は、ドラマが盛り上がって何かが起こり、話が意外な方向へ向かったりすることです。

はらはらドキドキがクライマックスを迎え、読者に緊張感を与えます。

そして読者のページめくりが早くなります。

だから、この「転」で、面倒くさい言葉を並べてゴチャゴチャするのは良くないわけです。

スピーディに絵で見せることを考えるべきでしょう。

そして、「結」です。

「結」は「結論」の「結」であり「結果」の「結」です。

話が終わることです。

あなたが何を言いたかったか、読者に何を伝えたかったかが明確になる場面です。

そして、読者に共感と感動を与えるのです。
参考ページ→
シナリオ
漫画制作講座
シノプシス
モアレ
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