シノプシス |
あらすじのことを「シノプシス」と呼びます。 物語にどのようなエピソードを入れるか、起承転結を考えながら話の大筋を作っていく作業です。そして、このシノプシスを元にして詳細なシナリオを書いていきます。したがって、このシノプシスの段階で漫画の意図がある程度明確になっていないと、面白い漫画は描けないことになります。 当然、エピソードなども揃っていないとダメです。物語はエピソードの連続であり、その繋がりの中に著者のメッセージや思い入れが表現されます。文学において行間を読むと言われるように、漫画でもこうしたエピソードとエピソードの間に著者の言わんとすることや叫びが込められているのです。逆に考えれば、こうした表現ができる漫画家は素晴らしい作家ということになります。 ただ、シナリオが面白い漫画を描くための途中の段階であるように、「シノプシス」はそのシナリオを作るための前段階なのです。物語を第3者に問われたときに明確に答えられないと、その漫画はストーリーに一貫性が無いと判断されてしまいます。 つまり、「シノプシス」がしっかりとできていないと良い漫画とは言えないのです。そうした客観的な視野「シノプシス」を作ると良い物ができると考えます。 |
参考ページ→ シナリオ キャラクター 擬人化 構成 起承転結 |
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