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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画を制作し印刷するには、業界で使われる専門用語を知っておくと便利です。 データのキャッチボールや情報伝達には、必ずといってよいほど専門用語が使われます。そうした用語を詳しく解説いたしますのでぜひお役立て下さい。

見開き
漫画のコマを2ぺーじにわたって大きく使う原稿を「見開き原稿」、あるいは「見開きページ」といいます。漫画家が「見開き」と言えば本を開いたときの左右ページのことで、通常は雑誌を開いた時の2ページを「見開き」です。たとえば、劇画などで派手なシーンやクライマックスに、臨場感を強く表現したい場合などに見開きの大ゴマにすることがよくあります。印象的なコマにするために「見開き」を使うわけです。

漫画雑誌では通常「片起こし」といって奇数ページから始まります。奇数のページをタイトルページとして、タイトルや著者名を入れます。そして、ページをめくった2ページ目からコマ漫画がスタートします。

この方が読者も読みやすいし、作り方としても親切でしょう。漫画雑誌に掲載される漫画のほとんどが偶数ページで終わり、次の作品を「片起こし」でスタートさせると、漫画と漫画の間が空かないので続けて次の作品を読むことができます。そのように雑誌は構成されているのです。

タイトルページを見開いていきなり「見開きの大ゴマ」があると、読者はビックリしてしまいます。しかも、構図を工夫して印象的に描くのです。こうした「見開き」の使い方もあるということです。

参考ページ→
 見開き
 漫画制作講座
 片起こし
 見開き起こし
 面付け
 横組み
 4色原稿
 モノローグ
 プロローグ
 エピローグ
 トビラ

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