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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| 見開き |
| 項目 |
| 1.見開きとは 2.印象的なコマ作り 3.タイトルページを見開きで |
| ●見開きとは 漫画のコマを2ぺーじにわたって大きく使う原稿を「見開き原稿」、あるいは「見開きページ」といいます。漫画制作で「見開き」と言えば本を開いたときの左右両ページのことです。 通常は雑誌を開いた時の2ページ分を「見開き」と呼んでいます。たとえば、劇画などで派手なシーンやクライマックスに、臨場感を強く表現したい場合など、見開きの大ゴマにすることがよくあります。 項目に戻る ●印象的なコマ作り 印象的なコマにするために「見開き」を使うわけです。漫画雑誌では通常「片起こし」といって奇数ページから始まります。奇数ページをタイトルページとして、そのページにタイトルや著者名を入れます。そして、ページをめくった2ページ目からコマ漫画がスタートします。この方が読者も読みやすいし、作り方としても親切でしょう。 漫画雑誌に掲載される漫画のほとんどが偶数ページで終わり、次の作品を「片起こし」でスタートさせています。そうすると、漫画作品と次の漫画作品との間が空かないので、読者は続けて次の作品を読むことができます。そのように雑誌は構成されているのです。 項目に戻る ●タイトルページを見開きで タイトルページを見開いていきなり「見開きの大ゴマ」があると、読者はビックリするでしょう。しかも、漫画家は構図を工夫して印象的に描くのです。こうした「見開き」の使い方もあるということです。 項目に戻る |
| 参考ページ→ 見開き 漫画制作講座 片起こし 見開き起こし 面付け 横組み 4色原稿 モノローグ プロローグ エピローグ トビラ 小冊子 クライマックス コマ割り 絵巻物 |
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