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漫画制作事務所が書籍や小冊子のスタイルについて説明します。

漫画のスタイルについて
―版面の決定―

漫画制作で絶対に必要な版面の決定
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漫画制作で絶対に必要な版面の決定
漫画を描くには、最初に「版面(はんづら」と言って原稿のサイズを決めておく必要があります。

版面は製本の天地のサイズなどから決まりますが、その版面に合わせてマンガを描く原稿用紙のサイズが決定されます。

これは漫画制作において不可欠な知識です。

市販紙のサイズをご紹介しますので用紙選びのご参考にして下さい。
項目
1.判型

2.表紙の制作

3.中綴じ、平綴じでカバーなし

4.平綴じでカバー付き

5.平綴じでカバー付き

6.とも紙製本の表紙
判型
小冊子や単行本を印刷製本するには、「判型」という一定のルールがあります。

広告マンガを中心に本のスタイルについて紹介いたします。

印刷物の大きさについては、JIS規格によって定められた標準仕様に基づいて漫画が描かれます。

一般的な判型として新書判、四六判、B5判、B6判、A5判などがあります。

とんぼスタジオで制作する漫画小冊子の判型の多くはA5判です。


A4判(210×297mm)…写真集や画集など
A5判(148×210mm)…雑誌、書籍、漫画小冊子など
B5判(182×257mm)…教科書、週刊誌など
B6判(128×182mm)…書籍など
四六判(127×188mm)…書籍など
新書判(103×182mm)新書など

標準規格用紙の仕上がり寸法はこちら→
 仕上がり寸法
市販されている紙の全判寸法はこちら→
 市販紙の寸法

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表紙の制作
表紙は小冊子や単行本などの顔なので、印象が良く一目で性格(内容)がわかるような体裁を施す必要があります。

表紙には漫画を使うことが多く、一般書の制作に慣れたデザイナーだけでなく、漫画家も協力して表紙を制作すると良いでしょう。

通常、小冊子のページが32ページ以内なら「カバー」は必要ありません。

中綴じ、あるいは平綴じでカバーなしの装丁でもよいでしょう。

本分の32ページとして、さらに表1~4を付ければ見栄えがします。

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中綴じ、平綴じでカバーなし
このほうが制作コストを抑えられるし読みやすいでしょう。

ちなみに表紙1にはタイトルと著者名、イラストなどを入れ、これが本の顔となります。

表紙2には人物紹介や目次などを入れ、表紙3には奥付を入れます。

そして表紙4には会社のロゴを入れたり、ワンポイントのイラストを入れたりします。

また、この表4に企業の広告を入れても良いでしょう。

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平綴じでカバー付き
ページ数が多くなったらカバーを付けて見栄えを良くしてみましょう。

また高級感を出したいときにもカバーを付けると良いでしょう。

基本的に、カバーの裏は無地で印刷はしません。

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とも紙製本の表紙
DMなどによく用いられる作り方で、印刷料金も低価格に抑えることができます。

中綴じで表紙も同じ紙に印刷しますが、表紙1~表紙4はカラー印刷となります。

ただし、表紙の紙質が本文に使用する紙質と同じなので、若干薄い感じがします。

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文字
文字の種類はたくさんあります。

とんぼスタジオでは特別な要求がなければ相応しいフォントを選んで使用しております。

文字のことをフォントと呼びます。

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漫画制作に必要な用紙についての詳細はこちらです。

市販紙の寸法はコチラ

仕上がり寸法はコチラ

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参考ページ→
書籍に漫画を入れる
漫画と出版業界の昨今
出版不況からの脱出
とんぼスタジオの漫画制作費
制作費の目安
漫画制作の商品紹介
漫画制作で絶対に必要な版面の決定

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