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漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。 打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。 そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
解像度 |
漫画業界で使われる「解像度」とは、パソコンで描いた漫画データの鮮明度だと思って下さい。画質の鮮明度のことです。 漫画をパソコンソフトで描くとき、カーブしている線を綺麗に描くことも、やや粗く描くことも可能です。 その際に、解像度を上げると鮮明でなります。拡大してみると、解像度の高い線はドットが緻密ですが、解像度の低い線はドットが大きくて粗い線になっています。 ちなみに、デジタル化された画像の最小単位を「ドット」とすると、解像度とは「ドットの密度」ということになります。 解像度の単位は、通常「dpi」で表記します。 画像の幅1インチあたりに並ぶ「ピクセル/画素」の数、あるいは 「ドット/点)」の数で表します。 つまり、「dpi」の数値が高ければ解像度が高く、「dpi」の数値が低いと解像度が低く粗い画質であるということです。 ところで、漫画を雑誌などの紙媒体に印刷して使う場合と、WEBなどで使う場合がありますが、紙に印刷して使う場合には「350 dpi」から「600 dpi」ほどの解像度が求められます。 解像度が低いデータで印刷すると、線が粗くなって印刷されてしまいます。 これだと見た目にもよくありません。 小冊子などのように、紙に印刷する場合には、「350 dpi」から「600 dpi」ほどの解像度でデータを作成されることを望みます。 また、ホームページなどのWEBで使用される場合には、逆に低めの解像度がよろしいでしょう。 解像度が高すぎるとデータが重くなってしまいます。 パソコンで描く際には、漫画の利用目的に合わせて解像度を決めてください。 |
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