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| 漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。 ぜひお役立て下さい。 |
| 下描き |
| 項目 |
| 1.下描きについて 2.鉛筆の代わりに薄い青鉛筆 3.下描きの重要性 |
| ●下描きについて 納得のいく絵コンテやラフを作ったら、これらを元にして「下描き」の作業に移ります。「下描き」はペン入れの前段階なので、人物の輪郭や衣類のしわ、筋肉の影まで詳細に描き込みます。 通常は鉛筆で下描きをします。鉛筆の線はペンを入れて乾いたら消しゴムをかけるので、「B」や「2B」などの柔らかい芯を選ぶと良いでしょう。 硬い芯の鉛筆だと、消しゴムをかけてもよく消えなかったり、強く消しゴムをかけると紙が傷んでしまったりするので避けた方が良いです。ちなみに、消しゴムのカスは手で払わず、羽根ぼうきを使うことをお薦めします。 項目に戻る ●鉛筆の代わりに薄い青鉛筆 漫画家によっては、鉛筆の代わりに薄い青鉛筆で下描きをする人もいます。青色は印刷機には認識されないようで、消しゴムをかけなくてもよかったりするので、昔の漫画家に多かったです。 ただし、原画展などに展示すると汚く見えるので、できれば鉛筆で下描きをした方が良いと思います。それでも、週刊誌に連載していると、消しゴムにかける時間も惜しいものです。 そんな時に、青鉛筆で下描きをして消しゴム作業を省けるのは、時短になるので有難いものです。 項目に戻る ●下描きの重要性 正しくペン入れをするには下描きは非常に大事です。時間をかけても丁寧に描く必要があります。この作業をいい加減にして満足できる漫画は決して描けません。 項目に戻る |
| 参考ページ→ ラフスケッチ 絵コンテ シナリオ ペン入れ カラー漫画 羽根ぼうき チェックバック インク |
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