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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画制作の用語「は行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。

打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。

そうした用語を詳しく解説いたします。

ぜひお役立て下さい。
背景画
項目
1.背景画とは

2.パソコンで描く背景画

3.漫画化とアシスタントのパソコンスキル

4.心理描写
●背景画とは
漫画制作において、人物の背後の絵を「背景画」と呼んでいます。

漫画は人物とセリフだけで作るのではなく、背景が描かれて状況設定を読者に知らせる必要があります。

したがって、背景画はとても重要な要素となります。

かつては、漫画家自身が人物のペン入れを行い、アシスタントたちが背景画や仕上げの処理を行って漫画原稿を完成させていたものです。

もちろん、現在も紙に描く肉筆制作を行っている漫画家も大勢います。

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●パソコンで描く背景画
最近は、多くの、特に若い漫画家はパソコンで描くようになってきました。

そして、パソコンで漫画を描くようになって、漫画の制作状況が若干状況が変わってきたのです。

基本的には同じですが、漫画家が描いた人物の線画とは別に、アシスタントたちは別のパソコンで背景画をデータで描きます。

ということは、かつてのように漫画家と同じ部屋でアシスタントが背景画を描いたり仕上げ処理を行っていた時代とは異なり、漫画家と離れた地域で背景画や仕上げ処理を行うことができるということです。

たとえば、漫画家が東京にいて、複数のアシスタントが秋田や北海道で作業ができるのです。

最終的に漫画家の描いた人物データとアシスタントたちの描いた背景画データを合成させて漫画を完成させます。

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●漫画家とアシスタントのパソコンスキル
そのためには、漫画家もアシスタントたちもパソコンやソフトの操作に熟達している必要があります。

まずは機器操作ができるかどうかが重要です。

現在の漫画家もアシスタントも、覚えることが多くなりました。

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●心理描写
ところで、背景画には建物や自然物などの一般的な背景の他に、心理描写も入ります。

登場人物のその時々の精神状態や動きなどに合わせて、背景に絵を描きます。

これらを総称して「背景画」といいます。

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参考ページ→
漫画制作講座
ホワイト
カラーインク
スクリーントーン
カラートーン
ラブトーン
ベタ
羽根ほうき
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筆洗
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背景画
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