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漫画制作の用語「な行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。
ぜひお役立て下さい。
月光仮面
項目
1.月光仮面とは
2.制作予算は10万円
3.「月光仮面」の概要
4.広告代理店による番組制作の先駆け
●月光仮面とは
少年漫画雑誌「月刊少年クラブ」に1958年から連載された大人気漫画です。川内康範の原作で漫画は桑田次郎が担当しました。その後、大瀬康一の主演でTBS系テレビで実写放映され、最高視聴率67.8%、平均視聴率40%という大人気番組でした。

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●制作予算は10万円
KRテレビは「月光仮面」の連載開始の前年1957年11月から、10分間のテレビ番組として「ぽんぽこ物語」というコメディー時代劇を放送していました。この番組が翌年2月に終了すると、「ぽんぽこ物語」の時間帯のテレビ番組として「月光仮面」を制作したのです。

実は、KRテレビの制作予算はわずか10万円だったのです。当時は、30分枠のテレビ番組制作費が80〜100万円というのが相場でした。

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●「月光仮面」の概要
柳本有三博士は人類の平和を願って、宇宙に生存する一切の動植物に必要な水素と酸素を一瞬のうちに無くしてしまうというほど強力な「H・Oジョー発爆弾」を完成させました。博士は、戦争が起これば世界は滅亡する、ということを知らせるために「H・Oジョー発爆弾」を作ったのです。
 
しかし、柳本博士らが「H・Oジョー発爆弾」の完成を喜んでいるところへ、国際スパイ団の「どくろ仮面」という怪人から脅迫状が届きます。柳本博士は、祝探偵祝十郎に機密警護を依頼します。どくろ仮面は、爆弾と機密を奪取するために、様々な手段を講じてきます。

H・Oジョー発爆弾管理委員会の田坂守が、祝探偵事務所にダイヤ紛失事件の解決を依頼してきます。そのダイヤはインドの貿易商アダラ・カーンの家宝だったので、祝十郎はインドへ行くことになります。しかし、それは罠でした。アダラ・カーンはどくろ仮面の手下だったのです。

どくろ仮面の一味が柳本博士と令嬢のあや子さんを襲います。その時、「月よりの使者、正義の味方」と名乗る者が現れ、柳本博士たちを救ってくれます。白覆面で白マントの男、彼こそ「月光仮面」だったのです。

ところが、柳本博士もあや子さんも警視庁鬼警部といわれる松田部長も、「月光仮面」に不信を抱きます。しかし、そうした不信感も次第に和らいで、月光仮面を信頼するようになります。

どくろ仮面は柳本博士の友人赤星博士を惨殺し、あや子さんや繁少年を誘拐してH・Oジョー発爆弾の機密書類を奪おうとします。しかし、月光仮面の活躍で失敗に終わります。

その後も、どくろ仮面は次々と悪の手を仕掛けてきます。ところが、そうした企てはすべて月光仮面によって退けられてしまいます。

どくろシ面は最終手段として柳本博士を誘拐します。H・Oジョー発爆弾は、どくろ仮面に渡ってしまいます。しかし、月光仮面がどくろ仮面たちの後を追い、絶海の孤島で対決します。

どくろ仮面の正体は、なんと死んだはずの赤星博士だったのです。敗れたどくろ仮面は絶壁から落ちて自滅します。そして、日本に平和が戻ってくるのです。

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●広告代理店による番組制作の先駆け
テレビ番組として「月光仮面」を制作した目的は、あくまで放送枠を広告媒体として使うことでした。そのためキャラクターを商品化する考えはなかったようです。

その後、月光仮面のお面やめんこが売れても、著作権管理はしませんでした。きちんと著作権を管理していれば、大きな利益に繋がったと思います。

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参考ページ→
ヒーロー
のらくろ
冒険ダン吉
タンクタンクロー
少年倶楽部
少年ケニヤ
月光仮面
黄金バット
紙芝居
七色仮面


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