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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画制作の用語「は行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。
ぜひお役立て下さい。
冒険ダン吉
項目
1.「冒険ダン吉」とは
2.ストーリー
3.南の島の王様になる
4.掲載時の世情は
●「冒険ダン吉」とは
1933(昭和8)年、大日本雄弁会講談社(現在の講談社)の雑誌「少年倶楽部」に島田啓三が漫画作品の連載を開始しました。その漫画作品が「冒険ダン吉」でした。

ただし、現在のコマ漫画とは異なり、挿絵を使った絵物語でした。このころ、同誌にはすでに田川水泡の人気漫画「のらくろ」が連載中でした。

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●ストーリー
物語は、ダン吉がネズミのカリ公と釣り舟に乗って眠っているうちに流されてしまったところから始まります。ダン吉たちは、はるか南の島に漂着しました。そして、何もない未開の島で王様となった少年ダン吉が、機転を利かして様々な敵を打ち負かしていくのです。日本が海外領土の開拓に邁進していた時代です。

そうした時代背景もあって、「冒険ダン吉」は「のらくろ」と人気を二分するほど大好評だったのです。

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●南の島の王様になる
南の島の王様になったダン吉は、腰蓑を付けて王冠を頭に乗せ、靴を履いていました。これがダン吉のスタイルでした。そして、なぜかいつも腕時計をはめていました。そして、ダン吉の親友黒ネズミのカリ公は、ダン吉の参謀役として活躍しました。カリ公は人間の言葉が話せて、ピンチになると様々なアイデアでダン吉を救っていました。
連載は1939(昭和14)年まで続きました。

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●掲載時の世情は
「冒険ダン吉」には内容的に一部差別的な表現があったので、戦後になって批判されることもありました。当時の社会風潮から許容されていた感もありますが、現代の良識からはやや乖離する部分も否めません。

漫画に限らず、著述などの表現は時流を鑑みて創作されるものであり、後世に時代を切り取って判断すると、相応しくない表現が多々見つかるものです。差別的な表現を肯定はしませんが、表現された時代を考察する判断材料として考えることも必要だと思います。

戦前の漫画作品としての「冒険ダン吉」は、そういう位置づけで良いのではないでしょうか。

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参考ページ→
キャラクター
エピソード
ヒロイン
ヒーロー
冒険ダン吉
のらくろ
タンクタンクロー
樺島勝一
北沢楽天
岡本一平
少年倶楽部
山川惣治
少年ケニヤ
月光仮面
黄金バット
紙芝居
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