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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。


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漫画制作の用語「か行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。
ぜひお役立て下さい。
紙芝居
項目
1.紙芝居とは
2.紙芝居の作り方
3.紙芝居のルーツ
4.「黄金バット」の登場
5.漫画やアニメ化
●紙芝居とは
「紙芝居」は、物語の中のシーンを複数の絵で描き、その一枚ずつの絵を見せながら語りを入れて観衆に見せる日本独自の手法です。対象は主に子供たちです。

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●紙芝居の作り方
物語を作ったら、その内容に沿った絵を複数枚描きます。そして、ページ順に重ねて観客に見せます。観客に最初のページを見せながら、語りを入れ、語り終わったら横に引き抜いて最終ページの後ろに入れます。これを繰り返して全ページを観客に見せていきます。

各ページの裏側は白紙ですから、そこに語りの内容を文字で記しておきます。たとえば、トビラのページを観客に見せていたら、最終ページが紙芝居を持つ人の目に入るわけですから、その最終ページの裏にトビラ絵の語りの内容を書いておくのです。そうすると、その文書を読みながらトビラの解説ができます。

このように、観客に見せているページの解説を、最後尾のページの裏に記して語りを入れるようにします。

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●紙芝居のルーツ
紙芝居のルーツは古く、平安時代に描かれた「源氏物語絵巻」ではないかと言われています。絵巻物は物語が連続して描かれており、巻きながら文字説明が入っています。こうした絵巻物が紙芝居の源流と考えられなくもありませんね。

やがて江戸時代になると、箱に穴を開け、そこから中の絵を覗く「覗きからくり」という見世物小屋がありました。この「覗きからくり」に語りが入っていたので、絵物語とよく似ています。

この語りを「覗きからくり節」といいました。明治・大正期までありました。

この頃にあった「写し絵」「手影絵」なども絵を見せながら語りを入れるという仕組みでした。紙芝居と共通する部分があります。

その後、明治時代には「立絵紙芝居」が流行しました。祭礼縁日の小屋興行で行われ、立体的に作った小型の舞台状の紙芝居でした。

そして、関東大震災後には、浅草に絵を見せながら飴を売るという「平絵紙芝居」が登場したのです。これが現在の「紙芝居」です。考案したのは後藤時蔵でした。

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●「黄金バット」の登場
黄金バット」が大人気となりました。そして紙芝居業者が登場し、紙芝居の物語を作る作家や画家を雇用して貸元業を始めたのです。彼らは紙芝居小屋に有料で紙芝居を貸し出し、営業させるようになりました。

黄金バット」は金色の髑髏の姿で黒マントを身にまとっていました。一見すると悪役のようですが、スーパーヒーローなのです。このギャップが当時は斬新だったのでしょう。

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●漫画やアニメ化
昭和40年代になると、「黄金バット」は漫画化され、アニメ化されました。映画化もされました。多くの漫画家にも影響を与え、著名な漫画家が漫画雑誌で連載を始めたのです。

紙芝居が生んだヒーローは、日本中の子供たちのヒーローとなったのです。

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参考ページ→
同人誌
コミックマーケット
4コマ漫画
劇画
ヒーロー
少年ケニヤ
劇画工房
紙芝居
黄金バット
月光仮面
のらくろ
冒険ダン吉
七色仮面

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