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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画制作で使われる用語の説明


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漫画制作の用語「あ行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。
ぜひお役立て下さい。
黄金バット
項目
1.「黄金バット」とは
2.「黄金バット」の誕生
3.絵本として復活
4.「黄金バット」の世界観
●「黄金バット」とは
昭和初期に紙芝居で大人気を博した作品が「黄金バット」です。大戦後、紙芝居を見せながら子供たちに飴を売る商売がありました。

「黄金バット」は金色の髑髏の黒マント姿で、悪役のように見えます。しかし、正義の味方のスーパーヒーローなのです。一見悪役だが実は正義の味方というギャップが、当時の子供たちには斬新だったのでしょう。

日本で誕生した「黄金バット」が「スーパーマン」のパクリではないかという説もありました。

しかし、実際に調べてみると、「スーパーマン」より8年も前に誕生した世界最古のヒーローだったことがわかりました。

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●「黄金バット」の誕生
1930(昭和5)年、鈴木一郎が原作者となって紙芝居「黒バット」が作られました。この「黒バットには黒マントの怪盗が登場しましたが、無敵で不死身の悪役でした。そして、「黒バット」の最終話で、黒バットを倒す黄金色の「黄金バット」が登場したのです。

この「黄金バット」は子供たちに大人気となりました。そこで、「黄金バット」を主人公にして新たな紙芝居を作ろうということになったのです。そして、後藤時蔵らが新作「黄金バット」を作りました。これが大評判となったのです。

しかし、当時は著作権などの意識もなく、あちこちで様々な「黄金バット」が作られていきました。

やがて戦争になると、貸し出し用の紙芝居を保管していた倉庫が空襲に遭い、焼失してしまったのです。東京大空襲でオリジナル版の大部分が失われました。

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●絵本として復活
1946(昭和21)年、「黄金バット」は加太こうじによって絵本として復活しました。ブレンド社から刊行されました。

1947年(昭和22)年には、永松健夫の絵物語の単行本として明々社(後の少年画報社)から刊行されました。

その後も、次々と「黄金バット」は刊行され支持を拡大していったのです。

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●「黄金バット」の世界観
科学者でもある怪人ナゾーとその軍団が世界征服を企みます。その企ての邪魔になるのが科学者山戸根博士たちです。ナゾーの軍団が山戸根博士を襲い、博士たちがピンチになると、黄金バットが現れて助けてくれます。

怪事件が発生すると、山戸根博士はすぐに原因を究明し、冷静に行動します。ところが、相手がナゾーたちだと対処できません。そんなとき、黄金バットが助けてくれるのです。

黄金バットが登場するときは、必ず「ワハハハ」という笑い声が聞こえてきます。山戸根博士の息子タケル君が助けを呼ぶと、黄金バットの笑い声が聞こえてくるのです。

また、タケル君と仲良しのマリーちゃんが、「コウモリさん、助けて〜」と叫ぶと、どこからともなく黄金バットの笑い声が聞こえてきます。そして、黄金バットが現れるのです。

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