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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画制作で使われる用語の説明


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漫画制作の用語「た行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。

打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。

そうした用語を詳しく解説いたします。

ぜひお役立て下さい。
断ち切り
迫力のある画面を見せるために、わざと絵を誌面の端まで大きく描くことを「断ち切り」といいます。

紙面には版面といって文字や写真などが入るスペースがありますが、その版面をはみ出して漫画を描くと考えればよいでしょう。

パソコンの画像編集ソフトを使う際には、写真やイラスト、網、パターンなどの図版をページいっぱいに配置したいとき、印刷断裁のズレによる余分な白地が出ないようにするために、ページの仕上がり線より3ミリ程度はみ出して配置することであります。

「裁ち落とし」ともいいます。

DTPソフト上では、ボックスやオブジェクトを仕上がり線からはみ出すように作って断ち切りに備えるようにします。

ちなみに、はみ出させた部分のことを「塗り足し」と呼んでいます。

マンガ雑誌には断ち切りページがたくさんあり、ノンブルが打てないほど誌面一杯を使って漫画を描くことが多いでしょう。

そうすることで、読者へのインパクトを強くしたり、大ゴマの効果を強めたりしているのです。

中にはすべてのページが断ち切りになっている漫画もありますが、断ち切りの効果を考えて有効に使うと良いでしょう。

ただ、全ページが裁ち切りの漫画も個性としてとらえれば、一概に否定することもできません。
参考ページ→
ハシラ
漫画制作講座
原寸
縮小

断ち切り
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編プロ
マスキングテープ
トンボ
版面

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