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漫画制作で使われる業界用語を知っておくと何かと便利です。

漫画制作で使われる用語の説明


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漫画制作の用語「さ行」
漫画を制作し印刷するまで、業界で使われる専門用語の知識は必須です。打ち合わせの段階から完成まで、専門用語は頻繁に使われます。そうした用語を詳しく解説いたします。
ぜひお役立て下さい。
ハナ子さん
項目
1.「ハナ子さん」とは
2.映画化された「ハナ子さん」
3.「ハナ子さん」のストーリー
●「ハナ子さん」とは
杉浦幸雄が、1938年から雑誌「主婦之友」に「ハナ子さん一家」という漫画を連載しました。その後、「ハナ子さん一家」を「ハナ子さん」と改題しました。

元々は「銃後のハナ子さん」として連載を開始しました。ごく一般的な家庭のハナ子と五郎夫婦の物語を題材にした漫画でした。内容は夫五郎の両親のことなどでした。また、夫の兄が出征していて、その兄の妻が同居して朗らかな物語を展開していました。

そして、ハナ子さんが出産することを契機に、「銃後のハナ子さん」は「ハナ子さん一家」と改題され、「ハナ子さん」となったのです。

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●映画化された「ハナ子さん」
1944年に漫画の連載は終わりました。その前年に東宝が「ハナ子さん」を映画化しました。モノクロのミュージカル映画でした。主演は轟由紀子でした。

大戦が終わると漫画が再開され、映画と同じ「ハナ子さん」として再スタートしたのです。

「ハナ子さん」は1949年まで掲載されました。当時の映画製作は戦意高揚が目的でした。現代的な女性のハナ子さんとその家族、さらに銃後の女性の明るさが描かれていました。

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●「ハナ子さん」のストーリー
主人公ハナ子さんはサラリーマンの桜井五郎と結婚しました。夫の賞与の日に2人で丸の内に出掛けました。しかし、夫の賞与は現金ではなく戦時債券だったため、夕食は断念してしまいました。夫五郎が、お国のために無駄遣いは止めようと言ったからです。

「戦時債券」というのは、戦争に必要な経費を賄うために、政府が発行した債券です。国の借金ですから、後日購入者へ償還されることになっています。「戦時公債」や「戦時国債」とも呼ばれています。

ハナ子さん夫婦は、それ以降映画や食事には行かず、「映画に行ったつもり」「食事に行ったつもり」で、隣組の少女たちとかくれんぼをして遊ぶようにしました。つまり、かくれんぼの「つもり貯金」を考えて家計を節約したのです。

チヨ子の恋人が復員してきたので、隣組の人たちで海岸へ出かけ、ふたりのためにささやかな結婚式を行いました。

そして、防空訓練を行った夜に空襲警報が発令されました。その夜に、ハナ子さんは男の子を出産したのです。隣組の人たちが万歳三唱で祝福しています。

やがて夫五郎に召集令状が届きました。

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